セルリアンタワー能楽堂のバックステージツアーに参加してきました。
ナビゲーターはシテ方観世流の鵜澤光さんとワキ方下掛宝生流の大日方寛さんです。
大日方さんと光さんに舞台や小道具のことなどいろいろ解説いただき、シテ方とワキ方の所作を舞台上で実際に行っていただいたり、また、全員が白足袋を履いて舞台裏や舞台上を自由に歩き回り、摺り足をしてみたり足拍子を踏んでみたり揚幕を上げてみたりいろんな隙間から客席を覗いてみたり、自由な雰囲気でのんびり拝見できてとても楽しかったです♪





























セルリアンタワー能楽堂のバックステージツアーに参加してきました。
ナビゲーターはシテ方観世流の鵜澤光さんとワキ方下掛宝生流の大日方寛さんです。
大日方さんと光さんに舞台や小道具のことなどいろいろ解説いただき、シテ方とワキ方の所作を舞台上で実際に行っていただいたり、また、全員が白足袋を履いて舞台裏や舞台上を自由に歩き回り、摺り足をしてみたり足拍子を踏んでみたり揚幕を上げてみたりいろんな隙間から客席を覗いてみたり、自由な雰囲気でのんびり拝見できてとても楽しかったです♪





























4月20日(日)午後13時開演 セルリアンタワー能楽堂
解説 金子直樹
狂言「濯ぎ川」
男 茂山千五郎
女 茂山茂
姑 茂山正邦
能「二人静」
シテ(女/静御前の霊)金剛永謹
ツレ(菜摘女) 金剛龍謹
ワキ(勝手明神神職) 宝生閑(工藤和哉休演につき代演)
アイ(従者) 松本薫
笛 藤田次郎 小鼓 森澤勇司 大鼓 亀井実
後見 宇高通成 廣田幸稔 豊嶋幸洋
地頭 今井清隆
60年前に劇作家の飯沢匡さんが作られた新作狂言だそうです。飯沢さんが大蔵流に贈られたそうで、また、最初に上演した茂山千五郎家でしか実質上演されていないとのこと。茂山家は京都の狂言方なので、東京での上演機会は少ないため今回はとても珍しいものを観られたと思います。
<あらすじ>
嫁と姑にいつも用事を言いつけられこき使われている婿がいた。川で洗濯をしていると、嫁と姑が入れ替わり立ち替わり現れて、まだ終わらないのか、愚鈍な男だ、などと罵倒し、他にもあれしろこれしろと次々と用事を言いつける。たまらなくなった婿は、やるべきことを紙に書いてもらい、それ以外のことはやらないという約束をとりつける。婿が洗濯をしていた小袖を川に流し、流された小袖を取りに入った嫁が流されて溺れそうになるが・・・。
この後の展開は想像がつきますよね(笑)
新作狂言ですが、伝統的な狂言の形式をしっかり踏襲した演目です(言われなければ新作とはわからないほどです)。とても楽しく拝見しました。嫁と姑が最強で、入り婿の立場では頭が上がらないなんて、今も昔も変わらない永遠のテーマですよね。婿が「さてもさてもわわしい女どもかな」と忌々しく言うところ(しかし嫁姑に直接は言えないところ)など、見所の男性のお客さんもわかるわかるみたいな顔して見てました(笑)
今月初めの夜桜能で観世流の二人静を観ました。
⇒夜桜能 第三夜 「二人静」
あらすじはこちらに書きました。
⇒琵琶と語りと夢幻の世界
本日は金剛流の宗家と若宗家の親子が二人の静を舞います。親子だからでしょうか、声質も体格も似ていて息もぴったりです。
観世流で見た時は、静の亡霊が床几(葛桶)に座って菜摘女が一人で舞う場面があったのですが、今回はなかったです。ひたすら相舞です。流儀の違いなのか演出の違いなのかはよくわかりませんが、全然違っていて面白いと思いました。観世流と同じく二人は全く同じ装束をつけて舞います。長絹の紐の色と扇の柄が若干違っていました。それ以外は全く一緒。身長差がそんなになかったので、目を離してしまうと本当にどっちがどっちなのかわからなくなりそうです(笑)
二人静はもちろん舞が見どころの曲と言えますが、菜摘女が神官に報告している最中に静御前が取り憑いて途中から急に静御前の語り口調となる場面などはお芝居として観ても面白いところです。今回は取り憑く前後で極端に声色が変わったりはしなかったのですが、変わる瞬間のタメが絶妙でした。その一瞬のタメによって、アッここで取り憑いた!と観ている者がわかるのです。すごいなぁ。
しかし菜摘女に取り憑いたのに、さらに自分自身も出てくるとは、よほど供養してほしかったのねん。静たん。(´・ω・`)
おワキが工藤和哉さんの予定でしたが休演とのことで、宝生閑さまが代演されました。思いがけず閑さまを拝見できたのは嬉しいですが工藤さんは体調でも崩されたのでしょうか。心配です。
さて、セルリアンタワー能楽堂ですが、東急ホテル内にある能楽堂です。実はこれまで御縁がなく一度も入ったことがありませんでした。こじんまりしていますがしっかりと能楽堂です。ホテル内の施設なので瀟洒な感じです。お手洗いも広くて化粧スペースも独立していて使いやすくありがたいことです。スタッフさんの対応も丁寧に行き届いていてとても気持ちが良かったです。ここで結婚式もできちゃうみたいですよ。今回初めて入りましたので、許可をいただき舞台と見所の写真を何枚か撮ってきました。