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「きりきり舞い」@明治座

明治座でお芝居を観て参りました。

昨年10月に浜町勤務になったとき職場が明治座と至近距離で、歌舞伎やコロッケさんオンステージなど楽しそうなノボリが立っており、いつか入ってみたいなぁと思っていました。文楽を一緒に観に行ってお友達になった役者さんが4月公演に出演されるということを聞き、今回めでたく初・明治座での観劇ですヽ(´▽`)/

着物友達のMちゃん誘って行ってきました。Mちゃん、花柄の小紋がよくお似合いです(*^_^*)

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明治座の玄関前で記念撮影~♪

明治座に入ると着物のお客さんが多くて、着物好きの我々は二人して興奮状態に。やっぱ着物はええわぁ~(*´▽`*)

『きりきり舞い』という江戸時代の日本橋を舞台にしたコメディ時代劇です。
原作・諸田玲子さん、脚本・田村孝裕さん、演出・上村聡史さん。
田中麗奈さんが主演で、他にも加藤雅也さん、吉沢悠さん、熊谷真実さん、板尾創路さん、山﨑静代さん(南海キャンディーズのしずちゃん)、篠井英介さんら、豪華キャストです。他に歌のおにいさん今井ゆうぞうさん、カラテカの矢部太郎さん、「あまちゃん」や「ごちそうさん」にも出ていた八十田勇吉さんなども。

出演した友人は佐々木恭祐さんといいます。お芝居に対して熱く真剣に取り組んでいる若き役者さんです。皆様どうぞご贔屓によろしくお願いいたします。↓ 彼のブログはこちら。
佐々木恭祐オフィシャルブログ

佐々木君に取ってもらった席は、2階席の最前列で舞台のすぐそばで、とても良いお席でした。

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二階最前列でかぶりつき♪

公演プログラムを見ると佐々木君のお役は「通油町の町人」とあります(通油町が最初読めなかった。トオリアブラチョウと読む。現在の日本橋大伝馬町あたりらしい)。
大勢が出てくるときには目を凝らしてどれ?どの人??と一所懸命に探す私。とても良く見える席だったのに、コンタクトレンズの度が弱くて顔まではよく見えず、さらに普段と違う和服姿・ちょんまげ頭で、しかもよく動き回るシーンが多くてなかなか本人を捉えられません。このままわからずに終わってしまうのか(汗)最後の方でようやくひょっとして瓦版屋さんでは??と(たぶん)わかりました(ヨカッタ・・・)。

<あらすじ>
作家・十返舎一九(加藤雅也)の娘、舞(田中麗奈)は結婚したいお年頃だが、奇人の父にことごとく縁談をぶち壊されてなかなか結婚できない。父はおしかけ弟子で浪人の今井尚武(吉沢悠)を家に居候させ舞と結婚させようとする。しかし父に邪魔ばかりされている舞は、父の思い通りになることを拒否。浮世絵師・葛飾北斎(板尾創路)の娘で幼馴染でもあるお栄(山﨑静代)が夫の南沢等明(矢部太郎)と喧嘩して家を飛び出し、舞の家に転がり込んできたりして、舞の身辺は何かと騒がしい毎日。そんなとき、舞が旗本の若殿に見初められ、若殿の踊りの師匠をすることに。果たして舞は玉の輿に乗って幸せな結婚をすることができるのか!?

舞は大晦日に、明日になると行かず後家と呼ばれてしまう、と言っていました。舞は十八歳という設定ですから、江戸時代は二十歳でお嫁に行っていないと行き遅れと言われてしまったのですね~。田中麗奈ちゃんはとても可愛らしくおきゃんで快活な雰囲気が江戸の町娘にぴったりでした。実生活でも茶道や着付けをなさるそうです。道理で和服での立ち居振る舞いがこなれているはずだわ~。

出演者皆さんがとてもいい味出していたのですが、私が特に気に入ったのは、南海キャンディーズのしずちゃんこと山﨑静代さん。重要な役回りで出番も多く、彼女の個性が最大限生かされるキャラクター設定で、舞と一九の物語以外にもう一つの父娘物語がここにもあり、第二の主役と言って良いぐらいの存在感がありました。
以前からボクシングの挑戦なども応援していて好きな芸人さんだったのですが、ますます大好きになりました。

踊りや歌が中心のミュージカル仕立ての場面もとても楽しく、ミラーボール風のキラキラ照明で宝塚かマツケンサンバが彷彿されます。廻り舞台を使って次々と場面展開し、花道や反対側の通路もふんだんに使って芝居が進行し、テンポよく飽きることなくあっという間に三時間以上経っていたという感じでした。

全体的に楽しく笑える場面が多かったですが、人情味たっぷりでホロリとさせられる場面もあり、最後は幸せ気分で観終わりました(*^_^*)

江戸時代のお話ということで、お芝居の本筋以外に気になったことといえば、やはり女性の着物です。ほとんどの女性が角出しの帯結びをしていたのが印象的でした。テレビの時代劇では、貝の口、吉弥、矢の字、文庫あたりはよく見かけますが、あまり角出しを見たことがなかったのでちょっと新鮮でした。調べたら江戸時代の町人の女性に角出し結びはポピュラーだったようです。同じ江戸時代であっても時期によっても違うのかもしれません。実はその日の私の帯結びも半幅帯で角出しでした。

『きりきり舞い』今月26日まで上演されています。お時間とご興味がある方はぜひご覧になってみてはいかがでしょう!?

きりきり舞い 明治座公演 特設サイト