宝生会月並能

宝生能楽堂で宝生会月並能を観てきました。本日の席は、最近だんだん貧乏になってきたので(笑)中正面席、だけど前から2列目です。観客もまばらですこぶる快適快適♪(関係者さんには申し訳ないですが(^_^;))。
中正面席は本舞台を斜めから見る感じになります。中正面席は柱が邪魔で見えない部分が多くなるので通常一番お安い席なんですが、私は舞台全体が立体的に見えるので割と好きです。

本日の演目、能「巻絹」狂言「横座」能「松風」能「車僧」。

古来「熊野松風に米の飯」という言葉があり、能の「熊野(ゆや)」と「松風」は米の飯のように飽きない、という意味らしいです。噛めば噛むほど味が出る、という意味もあるとか。他に、能楽師さんの生活の糧という意味・・と、どこかで読みましたがこれが本当かは定かではありません。
私はこの言葉を聞くとなぜか「巨人・大鵬・玉子焼き」を思い出してしまいます(笑)。どちらも日本人が好きなもの・・ってところで共通でしょ?

「車僧」では、白頭という小書き(特殊演出)がついており、シテは老体ということになりどっしりした格調高い演出となる、と解説にありましたが、シテの近藤乾之助さんは実際でも84歳、白頭でなくても重厚な存在感。時折、後見が立ち上がるのを手助けする場面もありましたが、あのお年であれだけ足腰も上半身もしっかり姿勢を保持して堂々と舞われていたのは、さすが80年近くプロとして舞台に立ってきた大ベテランの貫禄でした。ホントすごいな!

hoshokai

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