アトリエ公演「繪処能」に参加してきました。
今回はお能の音楽=お囃子に焦点を当てた講演と実演ということで、あまりない機会なのでワクワクです((o(´∀`)o))
番組は、素囃子、謡体験、囃子楽器の解説と体験(笛、小鼓、大鼓)、舞囃子「紅葉狩」
笛(能管)の体験は、唱歌(しょうが。笛のメロディーを口で歌うこと)を全員で合唱。「能管は音楽というよりは言語である」というお言葉が印象的。
小鼓、大鼓は、お互いの掛け声によって速さや緩急などの合図を送っているそうで、そのため事前に打ち合わせしなくても舞台上で息の合った演奏ができるんだそうな。シテ方や笛方なども含めてみんな決まった合図で舞台の進行が成り立っているんだって!
ちなみに私が今回一番楽しかったのは全員でエア鼓を合奏したことです!!(楽器はないけど、小鼓、大鼓を打つ手の形を真似してヨー、ホーなどと掛け声を発しながら手を打つ (=´∀`ノノ゙☆)
こういう体験型のイベントはいいですね。楽しかったです~~ヾ(*´∀`*)ノ
リンク
粟谷能の会
昨日の粟谷能の会、粟谷明生さんのブログに我々の記念写真がアップされています!嬉しい~~(*´▽`*)
お能の会in銀座(えどこまち)
マリヴォー「いさかい」
フランスの戯曲家マリヴォーの「いさかい」初日公演、観てきました!と言っても普通の演劇ではなく、金子あいさん、永田砂知子さんによる実験的パフォーマンスであります。なるほど、おやおや、こう来ましたか、へぇ~~、などと、意外だったり笑えたり楽しくあっという間の一時間でした。思ったことや感じたこと、たくさんありましたが、明日以降ご覧になる方のために、まだ語らないでおきますね(話したくてしょうがないのだが~。笑)。小さい会場なので舞台かぶりつきで観られますよ。何もかもご覧になってのお楽しみです!!
ただ一つだけ。これからご覧になる皆さま、大いに笑ってくださいね!今日のお客さんたち、きちっとお行儀良くご覧になっていて(お二人に平家物語のイメージがあるせいでしょうか!?(゚д゚;))私は可笑しくてたまらないのに、笑うのちょっと遠慮しちゃいました(*-∀-)ゞ コメディなので笑ってもよかったのでした\(^O^)/
興味を持たれた方、ぜひお出かけくださいませ。明日と明後日、昼公演と夜公演があります。詳しくはリンク先をご覧下さい!
ただのおもちゃと侮れない子ども向けタブレット端末
おはよう日本を見ていたら、東京おもちゃショー2013のニュースで子ども向けのタブレット端末について取り上げられていました。
調査によると親の9割が子どもにスマホやタブレット端末を触らせたり遊ばせたりしているとか。だったらおもちゃにしてしまおうと開発してしまった会社があるそうで、子ども向けといえどもアプリはもちろんインターネットやカメラも使えて大人用と比べ何の遜色もありません。それでいて子どもが使うための気配りがされています。
中でもこれはいいなぁと思ったのは「使いすぎ防止タイマー機能」。
これは開発者の方が試作品ができる度に4歳の息子さんに使ってもらったところ、遊ぶのに夢中になるあまり、親が電源を切ろうとすると嫌がったことから、遊び過ぎを押さえるために考えた機能だそう。設定した時間が経つとロックがかかります。ただロックがかかるだけでは芸がないのですが、可愛らしい「おやすみ画面」が出て「じかんだよ!またこんどあそぼうね」とメッセージが表示されます。この画面が出てくると子どもは「またこんどだね」と素直に遊ぶのをやめていました。子どもの心理を考えたナイスアイディア!
こういう機能、実は大人にこそ必要なんじゃないかな!?
代々木能舞台「通小町」
代々木能舞台でお能を観てきました。東京オペラシティなど高層ビルが数多く立ち並ぶ初台駅の近くにひっそりと佇む異空間。現在では珍しくなったお屋敷内舞台で、東京唯一の屋外舞台だそうです。国の有形登録文化財として登録されています。家の中でお能を観ているような不思議な感覚。畳に座布団なので足しびれは必至ですが(笑)一番後ろの席でもとても舞台が近いです!
本日の演目は「通小町」。小野小町に恋した深草少将が、小町から百夜通えば愛を受け入れると無理難題をふっかけられ、九十九夜まで頑張って通ったけど、ようやく百夜目というところで死んでしまいます(カワイソー)。で、二人とも亡霊となったのですが、少将が執心から小町の成仏を妨害するというなんともやるせないお話(袖を引いて引き留めたりして能にしては結構リアルな演出)。でも最後には悟りを開いて成仏してしまうんです。ハッピーエンド・・なのか??
代々木能舞台 能「通小町」9月28日